ゴーミヨ誌にて８度の最優秀赤ワイン賞受賞！ベッカー醸造所のハイクオリティワイン

ゴーミヨ誌にて８度にわたる最優秀赤ワイン賞受賞、ドイツを代表する生産者

Weingut Friedrich Becker　フリードリッヒ・ベッカー醸造所

生産地：ファルツ　シュヴァイゲン村
主な特級畑：ザンクトパウル　カマーベルク
ゴーミヨ誌にて８度にわたる最優秀赤ワイン賞受賞。「世界一エレガントなワインを造る！」をテーマにエレガントで洗練された唯一無二のワインを造る、ドイツを代表する生産者の１人です。

ファルツの最南端シュヴィゲン村に居を構えるベッカー醸造所。歴史上何度も戦火に見舞われたフランスとの国境に位置する複雑な歴史に翻弄された地域でもあります。
何度も国境線が変わっており、現在も自社畑のうち7割を国境を超えたフランス領に所有しています。 第二次世界大戦後、荒廃したシュヴァイゲン村の復興を支え、ブドウ栽培農家をまとめ上げて一大協同組合を立ち上げたのが、現当主フリードリッヒ・ベッカー氏の父親でした。甘口ワインを造る技術に長けていた戦後の時代、協同組合の主力ワインも貴腐ワインであり、造れば造るほど売れていました。
フリードリッヒ・ベッカー氏はそんな南ファルツの一大協同組合の跡取りとして期待されていましたが、石灰岩が隆起したこの村の土壌と寒暖差のある気候に可能性を感じ、自らの大好きなピノ・ノワールに打ち込むために、周囲の猛反対を押し切って1973年に独立、０からのスタートとなりました。

当初、貴腐ワイン用の甘いブドウばかり生産していた他の生産者からは「酸っぱくてまずいブドウ」と激しい非難を浴びながらも、不断の努力とセンスにより、ドイツのピノ・ノワールのトップに上り詰めました。そしてゴーミヨ誌にて前人未到の８度に渡る最優秀赤ワイン賞を受賞、ドイツのみならず、世界に名だたる生産者となりました。

ベッカー醸造所のワインをより印象付けるエチケットのイラストは、非難を受けていた頃の逸話にちなみ、イソップ物語「ブドウとキツネ」の童話の挿絵が使用されています。
「ブドウとキツネ」のモチーフはそのままに、冬季限定エチケットの商品が限定入荷。年末年始の華やかな気分を盛り上げる2つのキュヴェをこの機会に是非お求めください。