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ポルトガル自然派ワインのリーダー的存在

ポルトガル北部に位置するヴィーニョ・ヴェルデ地方。
その中で更に北にあるリマ地区の山々に囲まれ、太陽の下リマ川を見下ろす丘がアフロス・ワインの本拠地です。20ha以上の恵まれた敷地には、ブドウの他、アカシア、樫、松の木などが茂っています。

17世紀から続くこの荘園を受け継いだのは、建築家であるヴァスコ・クロフト氏。
若かりし頃からシュタイナー哲学に興味を抱き、イギリス・サセックにあるシュタイナー思想を教育するエマーソンカレッジでビオディナミ農法を修めます。
その後、この土地を表現するユニークなワイン造りのため、土地固有のブドウであるローレイロとヴィーニャオンのビオディナミ栽培を始めました。
今やポルトガルのビオディナミ農法のリーダー的存在として活躍するヴァスコ氏は、豊かな自然の恵みがもたらすテロワールを尊重し、なるべく手を加えないワイン造りを続けています。

芳醇な香りが楽しめるヴィーニョ・ヴェルデの白ワイン

醸造においては電力を使わずに、現地で「ターリャ」と呼ばれる1300Lのアンフォラで自然醗酵、熟成させた逸品。 土着品種であるロウレイロを果皮ごと投入し、長期間に亘り発酵、マセラシオンを行います。

ほんのりとオレンジがかった濃いめの黄金色。柑橘類、香りは芳醇でオレンジピール、蜜蝋に、白コショウやカモミールティー、白い花のようなフローラルなヒント。
ドライな飲み心地で、爽やかな果実味、綺麗な酸とほろ苦さが繊細に調和しています。 白ワインとオレンジワインの中間のようなスタイルで、クリーンかつ滋味深い味わいが癖になります。

スパイスを効かせた中華、アジアンフードや出汁や醤油を使った和食等、普段の料理と合わせて楽しんでいただけます。