フランスを代表するワイン雑誌「La Revue du vin de France(ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス)」2015年2月号の「ロワールの卓越したソーヴィニョン75選」では,2つのキュヴェが堂々ランクイン。
さらにもう一つの著名な評価誌「ベタンヌ・ドゥソーヴ」でもロワールの見逃してはならない生産者に選出される等、高評価を受ける注目の生産者ドメーヌ・マビヨ。
英国ザ・タイムズ誌では、「サンセールを忘れ、このピュアで生き生きとした果実味溢れるソーヴィニョンにお金を払おう。支払った以上の衝撃がある」と大絶賛されました。
元々は穀物栽培業を営んでいたアラン・マビヨが、1988年にラ・フェルテ村に位置するリュー・ディ「モンコキュ」を購入しブドウを植樹。
1991年に初ヴィンテージをリリース、高品質でフィネスを備えたドメーヌ・マビヨのワインは着実に顧客を獲得してきました。
現在はアランの2人の息子が引き継ぎ、長男マチューがブドウ栽培・ワイン醸造,次男のルノーが穀物(麦,大麦,菜種,レンズ豆,向日葵)栽培を営んでいます。
幼い頃から日常的にドメーヌを身近に感じる環境にあった2人の兄弟。
成長した彼らは家業をより発展させるために、国内外へ積極的に学びに行きました。
マチューは強い関心を持っていたボルドーで栽培・醸造の高等技術者免状を修めました。
その後、メドック格付け第5級シャトー・ランシュ・バージュで修業。
2級に匹敵する実力でスーパーセカンドとも呼ばれるランシュ・バージュで,バリック熟成、リュット・レゾネなどあらゆる醸造・栽培技術面について学び,多大な影響を受けました。
そしてワイン造りのみに留まらずワインに関わる業界全体にも目を向け、有名な樽メーカーでも営業を経験しマーケティングを徹底的に学びました。
通算10年以上を過ごしたボルドーでは、シャトー・ラフィット・ロートシルトの技術ディレクターや、サン・テミリオン格付けシャトーのボーセジュール・ベコ、シャトー・ド・フューザルの当主などと交流を深め,リセ時代の学友であるシャトー・アンジェリュス当主やシャトー・フィジャック当主とは,現在もワイン造りにおいて常に意見を交し合っています。
また海外にも興味を持ち、アメリカ・ナパや、オーストラリアの一流ワイナリーでさらなる修行を重ねました。
2008年家業のドメーヌに参画、弟のルノーと共にワイン、ウィスキー造りに励んでいます。
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