研ぎ澄まされたエレガントなスタイル！イタリアワイン界の帝王ガヤ

2024/3/1

イタリアワインのトップクラスのワイナリーとして、世界中に熱烈なファンを持つガヤ。
19世紀中頃から5代に渡って『妥協のない品質を追求する』という精神を受け継ぎ、唯一無二のワインを造り続けています。
17世紀半ば、スペインのカタルーニャ地方からピエモンテに移住してきたことから、この偉大なワイナリーの歴史が始まります。
徹底して品質にこだわるガヤスタイルの基礎は、4代目当主アンジェロ氏の祖母クロチルド・レイ氏がワイン造りに参加した時代に築かれました。
クロチルド・レイ氏の教えは、代々引き継がれ、アンジェロ氏は「祖母はビジョンを持った人物だった」と現在も語っています。

ガヤ・ファミリーに受け継がれてきたのは4つの確固たるフィロソフィーです。
「極めていく職を見つけること」「その技巧を磨いていくこと」「磨くだけではなくそれを下に伝授すること」「伝授するだけでなく広く普及させること」。
そして「これらをやり遂げることで偉大な職人（マエストロ）となる」という精神的な礎を守ってきました。
哲学や価値観そして恩恵を守り、将来に繋げていくことが出来るのは家族経営だからこそ。
アンジェロ氏も自身の子供たちに、その礎を伝えてきました。
「私の人生で良かった事は、3人の子供たちがワイナリーで働いてくれている事。運が良かったし、そうなるように努力した。」

『イタリアワインの帝王』としてのワイナリーの成長は、アンジェロ氏の父にあたる3代目ジョヴァンニ氏の代から始まっていました。
現在もガヤのフラッグシップであるキュヴェ、バルバレスコが高い評価を受けたことによってイタリアワイン界のトップとしての地位を確立。
同時に「ソリ・サン・ロレンツォ」や「コスタ・ルッシ」などの畑を購入し、ワイナリーを拡大しました。
「父は自分の中にプロジェクトを持っていた。バローロよりも優れたバルバレスコを造るという強い思いがあった。」（アンジェロ氏コメント）

4代目当主アンジェロ氏の代になると、単一畑のワインの生産やバリック樽の導入など、様々な改革を実施。
ピエモンテの伝統的なワイン造りを守りながらも革新的な設備や技術を取り入れ、世界中から認められる存在となりました。
最も権威あるイタリアワイン評価誌「ガンベロ・ロッソ」にて、歴代で最高評価（トレ・ビッキエリ）を最多獲得。
アンジェロ氏は、2019年に「ワインメーカーズ・ワインメーカー・アワード」を受賞しています。
イタリアワイン界のトップワイナリーの地位を不動のものとし、「常に最高品質、ワールドクラスを目指す」という信念のもと、渾身のワインを生み出す比類なき存在となっています。