世界が今最も注目するワイナリー、ブレッド＆バター

2024/5/11

カリフォルニアのカルトワインの生産に携わっていたグレゴリー・アン氏が、2013年に設立したワイナリーが『ブレッド＆バターワイナリー』。ソノマ・カウンティー、カーネロスAVAとモントレー・カウンティー、アロヨセコAVAに畑を所有し、各地から厳選したブドウをもとに純粋ワインを生産しています。

設立の翌2014年、世界最大級のマーケティング調査＆データ分析会社であるニールセンの「急成長企業トップ500」にワイン生産者として唯一選出。
さらに「ブレッド＆バターシャルドネ2012VT」が、当時の米国大統領、オバマ氏主催のTPP（環太平洋パートナーシップ）閣僚会合におけるランチミーティングでオンリストされたのです。まだ無名であったワイナリーがその品質の高さも相まって、一躍有名になりました。

印象的なワイナリー名には、2つの意味を含んでいます。
1つ目ワインのスタイルを表しており、「ブレッド」は樽熟成による香ばしさ、「バター」はマロラクティック発酵によるクリーミーな風味を表現。芳醇でリッチな味わいを持つワインを生産していることがよく分かります。
2つ目はワイン造りへの想いを表しています。英語の「Bread & Butter」には、”生活必需品”や”人生に欠かせないもの”といった意味があり、人々にとってそのような存在のワインを作りたいという信念が込めれられています。

ブレッド＆バターが掲げるコンセプトは、「DON'T OVERTHINK IT.」
文字通り、”考えすぎないで、ワインを飲んじゃいなよ！”という思いがあり、美味しいワインを造ると人々が純粋に喜んでくれる事を信じています。
「良いもの」は複雑ではなく、シンプルにただ「良いもの」であるべきと考え、肩ひじ張らずにリラックスして楽しめるワインを世界中に届けています。