志高い4人のメンバーにより2年の月日をかけて設立されたレ・ヴィニュロン・パリジャン。 歴史あるパリの街中にワイナリーを立ち上げるまでのハードルは高く、開設の認可を得る段階から始まりました。醸造設備にも妥協する事はなく、高品質のワインを造る為の設備として圧搾機から醸造タンクまで小規模ながらも厳選した醸造機器を備えました。
経営者の1人であるマチュー・ボッセは、パリ生まれのパリ育ち。スイスでワイン販売に携わっていましたが、ワイン商だった父の影響もあり、いつかは自らワインを造ってみたいと考えていました。ブドウ生産地でのワイン造りも考えましたが、最終的には自らの故郷パリで素晴らしいワインを造ろうと決心しました。
パリは世界で最もワインが消費される街でありながら、忙しいパリの人々はワイン産地へ足を運ぶ機会もなく、ワインが生産過程さえも知る事が出来ません。そこでマチューはパリの中心地にワイナリーを構え、地下鉄に乗るだけで気軽に訪問出来るワイナリーとして、多くのパリの人達に親しんで貰おうと考えたのです。
2015年、パリの流行の発信地であるマレ地区に念願のワイナリーを開設。インテリアショップのよなお洒落な外観は街並みに溶け込みながら、ワイナリー見学や企業研修なども積極的に受け入れています。
使用するブドウは、コート・デュ・ローヌのブドウ栽培家から購入しています。共同経営者のうち2人はローヌ在住で長年、ローヌとコルシカ島のワイナリーのコンサルタントもしています。その経歴を活かして、レ・ヴィニュロン・パリジャンのコンセプトに合ったブドウ(ビオディナミ栽培及びビオディナミ栽培)を選んでいます。
ブドウの成長段階から収穫までを一緒に管理し、収穫は自分たちのチームで行っています。収穫後は輸送に細心の注意を払い、8〜9℃に冷やした低温トラックに積んだ小さなコンテナで丁寧に運んでいます。
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