元々は写真家であったシルヴィア・インパラートは、アメリカ人の大変ワイン好きな顧客の影響により、ワインの世界に魅了されるようになりました。ワイン愛好家達と毎週のようにグラン・ヴァンを堪能し議論を重ねるうち自分でもワインを作ってみたいと思い、友人のレンツォ・コッタレッラ氏へ相談。そしてシルヴィアはレンツォの兄を紹介され、共にワイン造りを行う事になりました。
そのレンツォの兄こそ、当時はまだ無名でしたが今や世界的な醸造家として称賛されるリッカルド・コッタレッラ氏だったのです。
創設から6年後、カベルネ・ソーヴィニヨン90%、アリアニコ10%で構成されたファースト・ヴィンテージが完成。出来上がったワインは素晴らしく、試しにロバート・パーカーJr.にサンプルを送ったところ『南イタリアのサッシカイア!』との絶賛され、一気に世界中の注目を集めました。
土地のテロワールを反映した彼らのワインは、エレガントで上質なボルドーを思わせる、まさにグラン・ヴァンと呼ぶにふさわしい仕上がりとなっています。
ワイナリー名を冠した”モンテヴェトラーノは”イタリア5大ワインガイド誌全てで最高賞を獲得するなど、今やイタリアを代表する赤ワインの一つとなりました。
現在モンテヴェトラーノでは26ヘクタールを所有。1980年代にシルヴィアとリッカルドの二人で始めた小さなワイナリーには、グラフィックデザイナーであるシルヴィアの娘を始めとしたプロフェッショナルなメンバー達が増えました。妥協なきハイクオリティを追求するチームとして、日々のワイン造りに取り組んでいます。
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