ルスタウ社は、1896年にホセ・ルイス・ベルデボ氏がヘレスの郊外で設立したスペイン屈指のシェリーメーカーです。
判事秘書であった彼は、創業からしばらくは、仕事の合間にシェリーを造り、大手メーカーに販売する、「アルマセニスタ」という小規模の生産者でした。
その後、娘のマリア・ルイス・ベルデホが、ヘレスの街により近いボデガ(ワイナリー)を購入し、熟成させていたストックと共に移転します。
1940年、マリアの夫でありエミリオ・ルスタウ・オルテガがヘレスの中心地サンチアゴ地区にボデガを移します。
ビジネスは徐々に拡大し、1945年から自社ブランドのボトリングをスタート、1950年から輸出も開始しました
1980年、当時のディレクター、ラファエル・バラオの下、ルスタウ社は最も革新的なシェリー生産者の1つに数えられるようになります。
創業当初から熟成させてきた数々のシェリーを、「ソレラ・ファミリアール・シリーズ」としてシリーズ化。
翌年には優れたシェリーを熟成させている、名も無きアルマセニスタたちのシェリーを集めた「アルマセニスタ・シリーズ」を発表。
しばらくしてヴィンテージ・シェリーの熟成も開始しました。革新的なシェリーを発表する一方で、今日もルスタウのアイデンティティになっている、スタイリッシュな独自形状のボトルを導入。このボトルの導入も功を奏し、ルスタウ社は他の生産者との差別化に成功します。
1990年、シェリーの主要都市の一つ、エル・プエルト・デ・サンタ・マリアに本社を置く大手ワイン・アンド・スピリッツメーカー、ルイス・カバジェロ社の傘下に入ります。
資金的に大きなバックアップを得て、品質重視の姿勢を貫きながら、さらに発展していくことになります。
現在、ルスタウ社のシェリーは、トップ・クオリティー・ワインのベンチマークとして、世界中で評価されています。
近年では「International Wine Challenge (IWC) 2024」において多数の賞を受賞しています。
「VORSペドロ・ヒメネス」がPXトロフィーを獲得するなど合計36の賞を受賞、メダルの獲得総数は27個。
さらに、ルスタウの醸造家セルヒオ・マルティネスが、6度目の最優秀酒精強化ワインメーカー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。
ルスタウ社はスペイン屈指の名門シェリーメーカーです。アモンティリャードベースのミディアムタイプ、適度な甘みが心地よいシェリーです。
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