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無農薬農業を実践する新進気鋭のワイナリー

イタリア南部のバジリカータ州、標高400〜500ｍの丘陵地で自然農法を行うカンティーネ・マドンナ・デレ・グラッツィエ。
ワイナリー名は近くに位置する歴史ある修道院から名付けました。
高標高ならではの冷涼気候で風が強く、ケミカルなものを使用する必要のない土地で、1900年代初めから農業を営み、その頃から無農薬を実践してきました。

現当主パオロはワイン造りへ強い情熱を持ち、2002年から2007年にかけてイタリアのいくつかのワイナリーで修行、その後はニュージーランドでも研修。 帰国後は最新設備のワイナリーを建設し、本格的にそのキャリアをスタートしました。
所有する8.5haの畑に植えられているのはアリアニコのみ。区画によって異なる土壌、またそれぞれの樹齢を考慮しながら、収穫時期をそれぞれ見極めています。晩熟型のこの土着品種を2代目である父と協力しながら、丁寧に育てています。
豊かな自然を尊重しながら、若き当主が持つ柔軟な感性を活かした伝統的かつモダンなワインを生み出す新進気鋭のワイナリーです。

気軽に楽しめる本格的な自然派ワイン

注目の自然派ワイナリーが手掛ける果実味たっぷりの赤ワインがメッセール・オト。
キュヴェ名の由来となった地元に古くから存在する歴史的な噴水が、ポップなイラストでラベルに描かれています。
熟したブルーベリーやカシスの香りに、果皮や茎のニュアンスがもたらすスパイシーな要素が混じり合います。ソフトな質感ながらジューシーな果実味たっぷりの口当たり。中盤から広がるビターな風味が深みを与え、味わいの骨格を形成しています。フルーティーさと品種由来のタンニンを感じながら、ソルティな余韻へと続きます。

手間暇かけて丁寧に造られていながら、親しみやすい価格設定も嬉しいポイント。
本格的な自然派ワインをご自宅で気軽に楽しんでいただけます。
シンプルなお肉料理はもちろん、醤油を使った甘みのある和食ともよく合います。