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YOSHIKI✕マイケル・モンダヴィ・ファミリー

言わずとしれたX JAPANのリーダーでドラマー、ピアニストであるYOSHIKI。 その才能は多岐にわたり、作詞・作曲、音楽プロデューサーとしても活躍しています。

現在、カリフォルニアに拠点を置くYOSHIKI氏は、『ワインは私にとって音楽と同じ』と公言するほどのワイン愛好家です。
中でも常にモンダヴィ・ファミリーを称賛し、彼らの造るナパ・ヴァレーのワインを購入しコレクションし続けてきました。 そして彼が自身のワインを造る為にコラボレーションの相手として選んだのが、かの有名なマイケル・モンダヴィ・ファミリーでした。

「カリフォルニアワインの父」と呼ばれたロバート・モンダヴィ氏を父に持つマイケル・モンダヴィ氏。
1966年に設立されたロバート・モンダヴィ・ワイナリーは、1979年にボルドーの格付け一級シャトーを所有するフィリップ・ド・ロートシルト男爵と共同経営のワイナリーを創設し、「オーパス・ワン」をリリース。プレミアムなカリフォルニアワインの人気を火を付け、その発展に寄与しました。

日本市場を席巻、入手困難を経て生まれた新シリーズ

2009年2月、マイケル・モンダヴィとロブの親子と出会ったYOSHIKI氏は、ナパ・ヴァレーの彼らの自宅でディナーを共にしました。 その後、ロブと一緒にワインのテイスティングを行い、シャルドネとカベルネ・ソーヴィニョンのブレンドを完成させます。
最初のヴィンテージである2008年カベルネ・ソーヴィニョンとシャルドネは2009年の秋に日本で発売されました。 このワインはYOSHIKIの個人的に好きな味わいやフレーバーを反映して造られました。

2016年秋にはカベルネ・ソーヴィニョン2011年とシャルドネ2012年をリリース。 カリフォルニアの銘醸地であるナパ・ヴァレーのブドウだけから造られたプレミアムワインは、大変な人気を博し、日本の市場から一切ワインが無くなってしまいました。

そこでYOSHIKI氏はより多くの人々にカジュアルに飲んでもらえるワインを造りたいと考え、再びロブと試飲を重ね、自身がスマートカジュアルと称する新シリーズ「Y by YOSHIKI California」を2018年に世に送り出しました。

日常を鮮やかに彩るスマート・カジュアルなワイン

上質な畑のブドウを使用し、このパートナーシップの芸術性、クオリティ、そして創造性を表したカリフォルニア・アペレーションのワイン。

2020年にカリフォルニアでは大規模な山火事が多発。
収穫を目前に控えた畑が煙害に見舞われ、ワイン造りを断念したワイナリーも多く、Y by YOSHIKI カベルネ・ソーヴィニヨン 2020ヴィンテージも生産が出来ませんでした。
ロブは直ちに2019年産のワイン確保に尽力し、改めてYOSHIKIとブレンド作業に入り、2つ目の2019年ヴィンテージのワインを完成させます。そしてこのワインには“アンコール”と言う名が付け加えられました。

十分なアロマとボディを備えた果実味豊かな年となったカベルネ・ソーヴィニヨンの2022ヴィンテージ。
摘みたてのブラックベリー、まろやかなチョコレート、ほのかなスパイスの豊かな表情が、ジューシーなフレンチ・プラムと融合。 Y by YOSHIKIカベルネの真髄を存分に表現しています。
熟成に用いたフレンチオークとアメリカンオークのほぼ完璧なバランスにより、果実のフレーバーが引き立てられ、ほのかなキャラメルシュガーを纏った繊細なフランのような美味しさを感じることができます。

YOSHIKI氏自らが「スマート・カジュアル」と呼ぶ、普段のライフスタイルにも寄り添うワインとして仕上げられています。
日常に鮮やかな色彩を加えるような美しい逸品を是非お楽しみください。