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ブルゴーニュ名門ルイ・ジャドが手掛けるオレゴンワイン

ブルゴーニュを代表する有数のドメーヌであり、世界的に支持されるネゴシアンでもあるルイ・ジャド。
1859年から続く由緒ある名門が、2013年にアメリカ・オレゴンのヤムヒル・カールトンにあるレゾナンス・ヴィンヤードを購入し、新たな挑戦を始めました。

フランス以外の新天地でのワイン造りに際し、ルイ・ジャドは事業を始める前に何度も現地へ足を運びました。
そして畑だけでなく、そこから生み出されるワインや働く人々などから、ルイ・ジャドの新しい出発に絶好の地と判断し、レゾナンス・ヴィンヤードを出発点としたプロジェクト「レゾナンス」をスタートさせたのです。

プロジェクト立ち上げ時にチームに加わったのは、42年間ルイ・ジャドの醸造責任者を務めたジャック・ラルディエール。 さらに社長ピエール・アンリ・ガジェの息子チボー・ガジェも参画し、万全の体制で最上のワイン造りに臨みました。
オレゴン州の中でも特に優れたピノ・ノワールの産地であるウィラメット・ヴァレーを中心に、優良な自社畑の拡大に努めています。

ブルゴーニュとオレゴンの魅力を兼ね備えたピノ・ノワール

レゾナンス・ヴィンヤードの畑が位置するのは、海岸山脈の西から東へ低く伸びる尾根の凸部。古い海洋性の堆積物と玄武岩から構成される土壌が広がっています。
恵まれたテロワールに由来するミネラルが感じられる秀逸なピノ・ノワール。

熟した果実、スパイスのアロマとともに、ほのかな樽のニュアンスがあります。
口に含むと赤い果実の風味、ピュアな酸、タンニンがもたらす、しっかりとした骨格を感じます。
生命力と躍動感のあるスタイルは、ブルゴーニュとオレゴンが持つそれぞれの個性を持ち合わせたような魅力に満ちています。 今すぐにでも、熟成させても楽しめる味わい深い1本です。