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エティエンヌ･ソゼの畑を受け継ぐ人気ドメーヌ

父方がヴォルネイの『アンリ・ボワイヨ』、母方は『エティエンヌ・ソゼ』という生粋のブルゴーニュの血統を継ぐジャン・マルク・ボワイヨ。
1971年から1984年までドメーヌ・アンリ・ボワイヨにてワイン造りの経験を積み、1985年に自らのドメーヌをポマール村に立ち上げました。
1984年から5年間はオリヴィエ・ルフレ―ヴの初代醸造長を務めており、自身のドメーヌと醸造を兼任していました。 母方の祖父であったエティエンヌ・ソゼ氏よりドメーヌ・エティエンヌ・ソゼの畑の1/3を相続。ピュリニー・モンラッシェ１級のコンベット、シャン・カネ、ルフェール、トリュフィエール、村名のピュリニーとシャサーニを入手しました。

コート・ド・ボーヌの所有畑の他に、1999年にはコート・シャロネーズを中心としたネゴシアン・ビジネスもスタート。
ネゴシアンとしてリリースしているワインもブドウ、または果汁の状態で原料を買い付け、ドメーヌワイン同様に醸造、瓶詰めしています。 また、近年注目を集めるラングドック地方のピク・サン・ルーへ、他のブルゴーニュ生産者に先駆けていち早く進出。 比較的冷涼なエリアの恵まれたテロワール、自身の手腕を発揮した素晴らしい品質のワインを生み出しています。

ブルゴーニュの品格漂う、洗練された逸品

ラングドック地方、ピク・サン・ルーの自社畑からブドウを厳選。石灰質の強い土壌から、ミネラルがしっかりとワインに反映されます。
樽発酵、樽熟成10ヵ月、うち新樽比率は10％。 ブルゴーニュ流に仕込んだブルゴーニュ品質を、ラングドック価格で実現したコストパフォーマンスに優れた赤ワインです。

ブラックベリー、カシス、プラムなどのジューシーなアロマに、スパイス、ほのかな土っぽさが香ります。 凝縮感のある味わいは、赤い果実の風味にスパイシーなニュアンス、紅茶のような複雑さが調和。伸びやかな酸と心地よいタンニンにより、重すぎることなく軽快さも感じられます。
適度な濃厚さに、繊細な風味が重なった絶妙なバランスで、南仏とブルゴーニュの良さを融合させたような仕上がり。 親しみやすさの中にもジャン･マルク･ボワイヨの品格が漂う、洗練された逸品です。