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アルザスを代表する自然派ワインの巨匠

アルザス南部、コルマールから7kmほど進んだ南西向きのツェレンベルグ村に居を構えるドメーヌ・マルク・テンペ。この地域を代表する自然派ワインの造り手として日本でも高い人気を誇っています。

アルザスはフランス国内でも有数の降雨量が少なく、乾燥した地域。南向きの夏の畑は「目玉焼きが焼けるほど」暑いため、ブドウにもしっかりと糖度がのります。
標高は225 〜 260m、粘土石灰土壌をベースとしたその土壌には、ヴォージュ山脈の花崗岩や石灰など多様な要素が混じり合っています。その結果、様々なブドウ品種に適合し、ミネラル豊富なふくよかな味わいのワインを生み出しているのです。

多彩な要素を見事に調和させるマルク・テンペならではの逸品

AOCの規定により村名をキュヴェ名に冠する事が出来なくなった為、2018ヴィンテージ以降に名称を変更してリリースされています。
『Amzelle（アムゼル）』とは主にヨーロッパを中心にユーラシア大陸に生息するクロウタドリを意味し、ラベルにもその姿が描かれています。

粘土・花崗岩土壌で育つピノ・グリをゆっくりとプレス、24時間デブルバージュ。不純物を取り除いた後にフードルで 23 ヶ月発酵・熟成し、瓶詰めしています。
グリーンを帯びたイエローの色調。レモンや伊予柑、青リンゴ、ライチのアロマに、ほのかな蜂蜜やヘーゼルナッツ、ハーブのニュアンス。 瑞々しいフルーツを口いっぱいに含んだようなジューシーな果実味が広がり、しなやかな酸と共に自然な甘みを感じられます。 華やかな味わいの中に旨みが溶け込み、充実したエキス感が楽しめます。
テロワールと品種の個性を引き出し、多彩な要素を見事に調和させるマルク・テンペならではの逸品です。