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アワテレ・ヴァレーの先駆者ワイナリーが手掛けるブランド

ニュージーランドを代表する銘醸地マールボロのサブリージョンの中で、最も冷涼な気候の産地がアワテレ・ヴァレー。
この地に初めてブドウを植樹した生産者がヴァヴァサワーです。 1890年からアワテレ・ヴァレーに居を構え、いち早くワイン造りの可能性に着目したパイオニア的存在です。

『ダッシュウッド』はヴァヴァサワーが手掛けるブランドで、アワテレとワイラウのベストなブドウから造られる高品質なワインを取り揃えています。
1973年に開墾された広大な範囲に広がるワイラウ・ヴァレーは、小石交じりの川石が多い土壌から、トロピカルで明るい果実の個性を生み出します。
一方でアワテレ・ヴァレーの開墾は1986年。小さく狭い谷に河岸段丘もしくは優しい山裾の周りに植えられたブドウは、冷涼、乾燥、風が強いことでじっくりと果実が熟します。ミネラル感が素晴らしく、酸のレベルが高いブドウが収穫されています。

ワイン造りの指揮を執るのは、2007年にチーフ・ワインメーカーに就任したストゥ・マーフェル氏。
マールボロでもアワテレで生まれ育ち、地形、気候、土壌等、生まれながらにして肌で感じてきたことで、ブドウの状態を最大限に生かす手腕を発揮しています。 ワインメーカーとして手腕を発揮しています。

またダッシュウッドでは、マールボロでもいち早く「カーボン・ゼロ」のワイン造りを実践。循環炭素を増やさない取り組みとしてCO2の削減、太陽光発電による電力の削減や、サステイナブル・ワインメイキングで認証を得ており、畑から生み出される廃棄物の再利用、ボトル、カートンに至る製品の再生利用など積極的に取り組んでいます。

アロマティックで爽やかなソーヴィニヨン・ブラン

アワテレとワイラウのベストなブドウをブレンド、ソーヴィニヨン・ブランならではの爽やかさを活かした逸品。
夜と冷涼な朝に収穫することで、フレッシュなフレーバーを残しています。
ワイラウからアロマティックさを引き出し、アワテレからはシトラスやパッションフルーツのフレーバーを表現。
優しい圧搾から得たピュアな果汁を低温発酵し、ステンレスタンクで熟成しています。

グアヴァやレモンピール、グレープフルーツなど瑞々しいアロマが層を成し、フローラルなヒント、ハーブの清涼感がエレガントに香ります。
凝縮感のある味わいの中に、トロピカルフルーツの果実感、柑橘類の心地よいビターさ、ミネラリティが一体となっています。
品種の個性をよく表し、ニュージーランドの特徴的な華やかさも備えた秀逸なソーヴィニヨン・ブランです。

ラベルに描かれているのは、マオリ語で「霧でびしょ濡れ」を意味する「ポフツカワ」の花。クリスマスの頃に開花することから、現地では「クリスマスツリー」という愛称で親しまれています。