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アルザスを代表するパーカー5ツ星生産者

ブドウ栽培家であったマン家とバルテルメ家が統合、17世紀に設立されたドメーヌ・アルベール・マン。 フランスでは多くの生産者やジャーナリストがアルベール・マンのワインを高く評価しており、アルザスを語るとき避けては通れないワイナリーとして知られています。
長く続く歴史の中で、現在の名声は1970年代に引き継いだ現当主モーリスとジャッキー・バルテルメ兄弟によって確率されました。

クオリティワイン造りへの高い志を共有していた二人は若い頃からこつこつとお金を貯め、貴重な畑を守り継承すべく、グラン・クリュの優れた畑を少しづつ買い足していきました。
今では、総面積21haを所有する、アルザスでは”大きな”規模のワイナリーへと成長。自社畑におけるグラン・クリュの割合が高いのが特徴です。
ウェットルスハイムとキンツハイムの間に5つのグラン・クリュを所有し、テロワールと環境を尊重したワイン造りを行っています。

区画に基づいた豊富なラインナップは、それぞれのテロワールを見事に表現しています。ビオディナミを実践し、ビオ・ディ・ヴァンの認証も取得。
ビオロジック栽培を実践する造り手にとっては、産地が違ってもアルベール・マンが造り出すワインのスタイルはお手本となっています。
彼らのワインはいずれも生産量が少ないため、リリースを待たずに売り切れてしまうものも多い人気ぶりです。
専門家の間でも評価が非常に高く、ロバート・パーカー氏はマルセル・ダイスやウンブレヒト、トリンバックと並ぶ最高ランクの5ツ星、エクセプショナルの評価を与えています。

芳醇な香り溢れる、上質なピノ・グリ

アルザスの高貴品種の一つ、ピノ・グリで造るオフドライの白ワイン。
リンゴや桃、マルメロを想わせる芳醇な香りに溢れ、充実した味わいが柔らかなタッチで広がります。 ピュアな果実に溌剌とした酸、ソルティなミネラル感が調和し、心地よい余韻が長く続きます。
フルーティーな甘みを張りのある酸味が引き締めており、飲み疲れすることはありません。

非常にふくよかでリッチなスタイルは洗練されており、幅広い食事と相性抜群。 鶏や豚肉、仔牛を使ったメインディッシュ、ラヴィオリ、シャルキュトリーなど、ボリュームのある一品に寄り添います。
すぐにでも美味しく飲めますが、熟成による変化も楽しみな1本です。