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日本企業が大改革を行った歴史あるシャトー

300年以上の長い歴史を持つ、伝統あるオー・メドック地区のシャトー。
1932年より、常にクリュ・ブルジョワの認証を受けています。
1988年に日本企業のメルシャンが買収、栽培の、醸造において大きな改革を行いました。
2014年にはボルドーのトップネゴシアンであるドゥルト社の手にわたりましたが、引き続き品質の向上のために努力を続けています。

砂利や砂で構成される砂利質土壌が多いボルドー左岸では、カベルネ・ソーヴィニヨンが主に植えられます。
しかし、シャトー・レイソンのブドウ畑は、サンテミリオンと似た粘土石灰質土壌が中心。 氷河期に湖であったその場所には、貝殻堆積物が多く含まれています。 2003年〜2004年に行った地質調査により判明し、この土壌に適したメルローへの改植行われました。

現在、全体の90％はメルローで、その他にカベルネ・フランと試験栽培エリアではプティ・ヴェルド、マルベックも栽培しています。
収穫は手摘みと選果機能を備えた機械を使い、最適な時期を逃さずに収穫しています。
数種類のタンクを使い分け、畑の大きさ、特性に合わせて醸造。最新の設備により温度と湿度を完璧に管理しながら、きめ細やかな醸造と熟成が行われています。

メルロー主体の芳醇な果実感が魅力

深みのある、魅惑的なルビー色調。 チェリーやフランボワーズの赤い果実のアロマに、スパイスやオークがほのかに香ります。
口に含むと丸みのある味わいにシルキーなタンニンが心地よく、しっかりとした骨格が感じられます。
フレッシュな果実感が魅力的で、全体的なバランスが素晴らしく、長い余韻が続きます。

メルロー主体の芳醇さが楽しめるスタイルは、ジューシーなメインディッシュによく合います。 グリルやローストした赤身肉、季節のジビエ、コクのあるチーズと共にお楽しみください。