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アルザスワインの先頭を走る真の表現者

アルザス地方はフランスで2番目に乾燥した地域で、これによりブドウがゆっくりと熟し、アロマティックで引き締まった味わいのワインが生まれます。
2000年以上も前からアルザスワインを造られ、大きな発展を遂げてきた歴史が如何に素晴らしいワイン産地であるかを証明しています。

ファミーユ・ヒューゲルは1639年創業、代々この地でワイン造りを行っている家族経営のワイナリーです。
「フランスの最も美しい村」の一つに選ばれ、「ブドウ畑の真珠」と称されるリクヴィルの村で、30ha程のブドウ畑を所有。そのうちの多くが最上のテロワールを有するグランクリュであり、買い付けブドウも契約農家が栽培した高品質なものだけを厳選しています。

畑においては化学肥料を使用せず、高樹齢のブドウ樹から必要量のみを手摘みで収穫。
ゲヴュルツトラミネール、リースリング、ピノ・グリ、ミュスカ、ピノ・ブランといたアルザスならではの品種を補糖はせず、樽香を付けない独自の手法で醸造しています。

伝統を重んじながらも革新の精神を持ち、常にアルザスワインの先頭を走るファミーユ・ヒューゲルは現在120カ国に輸出されています。 フィネスを備えた力強い存在感、安定した品質は今や世界中で愛されています。

最も熟成のポテンシャルを持つ品種ピノ・グリ

ピノ・グリならではのボディ、芳醇さを感じる辛口の白ワイン。
自社畑の割合の高いリクヴィールと、その周辺の10 数ヶ所の最も素晴らしい場所に位置する粘度と石灰岩の畑から手摘みで収穫。 ブドウを小さなカゴに入れワイナリーまで運び、重力によってプレス機へ移動させます。
数時間かけて果汁の澱を落とし、温度管理された樽や大樽で発酵。澱引きは一度だけ行われ、低温での安定化は行なわず、冬の寒さで自然に清澄。
翌年の春には、軽くろ過したワインを瓶詰めし、リリースするまで瓶内熟成させています。

第一アロマは控えめながら、白桃や洋梨、リンゴなどの瑞々しい果実が香ります。 フルーティーな味わいに蜂蜜のコクや、グレープフルーツのほろ苦さが調和。芳醇でフルボディーかつドライなスタイルに仕上げられています。

ヒューゲルの公式サイトでは、ピノ・グリはすべてのアルザスのブドウ品種のなかでも最も熟成のポテンシャルを持つ、と紹介しています。
テリーヌ、白身肉、ソースをかけた魚との相性抜群。エイジング後の変化も楽しみたい逸品です。