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初リリースから高評価を獲得するプレミアムワイナリー

1985年にジョン＆フェイ・パーカーが設立したワイナリーです。
彼らはクナワラという産地に生涯最大の関心を持ち、長年の友人であり、クナワラのパトロンという名誉ある称号を持つダグ・バルネイブス氏の協力と助言を得ながら、細長く伸びるテラロッサ土壌から最高の場所を探し、その南端に土地を購入。
1800年代後半にフィロキセラ被害前にフランスより調達されたボルドー原産のカベルネ・ソーヴィニヨンの挿し木を使い、最初の樹を植樹しました。

1988年、初めてリリースされた“ファーストグロース”は、ペンフォールドハイランドトロフィーの受賞や、1991年インターナショナルワインチャレンジでのボルドースタイルでの6位入賞を果たすなど高い評価を獲得。
その後もロバート・パーカーが高得点を付ける等、プレミアムワインの仲間入りを果たします。
優れた品質を持つ長期熟成ワインの生産者として、現在に続く確かな地位を築く第一歩を築きました。

2001年に完成した熟成専用設備は温度管理が施され、その堂々とした姿はのワイン造りへの妥協しない取り組みを表しています。
2013年からオーナーとなったハスケスファミリーも創立者ジョン・パーカーのビジョンを引き継ぎ、テラロッサ土壌に徹底的な敬意を払うことを哲学としています。
そして、この土地を守ることはワイナリーの成功に不可欠であり、彼らの役割はこのブランドを育て、可能な限り最高のワインを造り続けることだと信じています。

芳醇さをエレガントに伝えるシャルドネ

丁寧に造られた豊かな風味と複雑さとストラクチャーを持ったフレッシュで力強いスタイルのシャルドネ。
自社畑のすぐ北に位置する、契約農家のブドウを主に使用。
最先端の収穫機により畑の中で除梗され、粒だけ残されたブドウの40％はフレンチオークの新樽、残り60％はステンレスで発酵させます。
樽の3分の1はワインのストラクチャーを引き締める為、マロラクティック発酵を4ヶ月間実施。この間、樽は2℃の涼しい場所に置かれ、発酵期間を延ばすことでワインに複雑さを与えています。
ステンレスタンク発酵からは、フレッシュさや生き生きした味わいをワインに与えています。

桃、プラム、アプリコット、ネクタリンなどの果実香と、ブリオッシュとトーストしたカシューナッツのほのかなニュアンス。 生き生きとしたアロマが豊かに広がります。
リンゴや桃、洋梨を思わせるフレーバーにミネラル感、心地よい酸味の絶妙なバランス。 芳醇さをエレガントに伝えるクリーミーな質感と爽やか余韻を感じるワインです。