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カロン・セギュールチームが手掛けるもうひとつのシャトー

メドック格付け第三級シャトー・カロン・セギュールと同じオーナーが所有。 サン・テステフのカロン・セギュールのすぐ近くに位置しており、同じ醸造チームが手掛けています。

その歴史は18世紀にまで遡り、リヴィエール家とカプベルン家、そしてカプベルン家とガスクトン家… 婚姻によってシャトーのオーナーは変遷してきました。 1894年、カプベルン・ガスクトン家が入手したシャトーがカロン・セギュールでした。

シャトー・カロン・セギュールを現在の地位まで導いたのは、1995年に亡き夫の後を継いだドニーズ・カプベルン・ガスクトン夫人です。
彼女は ブドウ畑の小区画毎の丁寧な管理や、最新設備の導入などシャトーの改革を行い、 ワインの品質向上に大きく貢献しました。
シャトー・カプベルンもガスクトン夫人によって育て上げられ、カロン･セギュールの品格が感じられる、クラシカルなスタイルで愛されています。
夫人の亡き後は、シューラヴニール社が両シャトーの所有権を取得。長年の歳月をかけて築かれてきた歴史への敬意を忘れず、同時に、新たな革新の息吹をもたらしています。

長期熟成を経て飲み頃を迎えた正統派ボルドーワイン

ハートのラベルでお馴染みの人気格付けシャトー・カロン・セギュールが手がけるもうひとつのシャトー。
手摘みで収穫したブドウを厳選し、除梗・破砕を行います。
温度管理されたステンレスタンクで発酵、熟成は新樽比率50〜60％のフレンチオーク樽で約18ヵ月間熟成。

カシスやブラックチェリーのアロマが溢れ、豊かな果実味としなやかなタンニンのバランスの良さに魅了されます。 程よいリッチさがありながらも、エレガントな落ち着きを感じる正統派ボルドーワインです。
サン・テステフらしい長期熟成に理想的な力強い果実味が特長で、今まさに飲み頃を迎えています。