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ル・パンのオーナーが手掛ける人気シャトー

シャトー・リフはボルドーで最も高価なワインの一つとして知られるル・パンを所有するティエンポン家が2010年にサン・テミリオンに購入しました。
ファースト・ヴィンテージは2011年で、ル・パンと同じように生産量も少なく、カルトワインとして今後入手困難になることが予想されています。

所有する約8haの畑はサン・テミリオンの東部に位置し、サン・テミリオン第一特別級Bに格付けされるトロロン・モンドの畑も隣接しています。 粘土と石灰岩の土壌で、栽培比率はメルロ70％、カベルネ・フラン30%。
細かく区画を分け、品種や仕立て、カバークロップなどそれぞれの区画に合う栽培方法を取っています。
松がキュヴェ名の由来となっているル・パンのように、シャトー・リフはイチイの樹からその名を冠しています。

コリーヌ・ド・リフはシャトー・リフのセカンドラベルで、2017年に初リリースされました。 ファーストラベルのリフではより最上級のブドウを厳選し、セカンドでは自社畑の若木を使用しています。
ティエンポン家ならではの丁寧な造りで、サン・テミリオンのワインの特長である赤い果実がよく表れています。

希少なシャトー・リフのセカンドワイン

50%新樽、50%一年使用樽にて1年間熟成させています。
ベリー系の果実のアロマに、リコリスなどのハーブやスパイスの香り。
クリーミーなテクスチャーで親しみやすく、赤いフルーツの風味をしっかりと感じる、リッチかつバランスのとれた味わい。 わずかにミントのニュアンスもあり、洗練された印象です。
フィニッシュは長く、サン・テミリオンらしい、豊かな果実味と綺麗な酸の調和が取れた秀逸な1本。

希少性の高いシャトー・リフを思わせる品格とセカンドらしいチャーミングさを併せ持っています。