世界に認められたアルゼンチンワインの造り手
1902年、創設者のニコラ・カテナ氏がメンドーサでブドウ畑を開墾。
3代目にあたる現当主ニコラス・カテナ氏が1980年代に高級カリフォルニアワインの世界での躍進に刺激を受けて「アルゼンチンで世界に認められる最高のワインを造る」ことを目指して高級ワイン造りに取り掛かりました。
2001年に発売した「ニコラス・カテナ・サパータ」が、世界各地で行われたブラインドテイスティングで1位、2位に入る快挙を果たし、世界にカテナの名が知られる事となります。
また、その功績が讃えられ、ニコラス氏は2009年に英Decanter誌において「マン・オブ・ザ・イヤー」に選出。
これはワイン業界で大きな影響を与えた人物へ贈られる賞で、南米の造り手としては初めて選ばれました。
マルベック ワールド デー! ご存じですか?
アルゼンチンのワイン産地の中心となるメンドーサに、農学研究所・学校の創設を求める法案が州議会に提出されたのが1853年4月17日。
その運営に携わったミシェル・エメ・ブーシェ農学博士がフランスよりマルベックを持ち帰ったその人でした。
この法案が提出された4月17日を、アルゼンチン・ワイン産業の発展・変革の始まりを祝う日として定めたのが『マルベック ワールド デー』です。
年に一度のお祝いの日を、ぜひ楽しみましょう♪♪♪
カテナは1902年ニコラ・カテナがイタリアのマルケ州よりアルゼンチンに移住しメンドーサでブドウの栽培をしたことから始まるそうです。
今や世界のトップワインとして必ず挙げられるほどの造り手として評価されているカテナ。
所有畑の中の良質のマルベックの収量を制限してより複雑で完成度の高い味わいを実現しています。
シニアソムリエ 栗本明博
元ザ・リッツ・カールトン大阪チーフソムリエ
アカデミー・デュ・ヴァン大阪校講師