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世界的な名監督が手掛けるワイナリー

フランシス・フォード・コッポラ・ワイナリーは、『ゴッド・ファーザー』を始め多くのヒット作で知られる映画監督フランシス・フォード・コッポラが所有しています。
1975年にナパ ･ ヴァレーの歴史あるニーバム ･ エステートの一部を購入して以来、カリフォルニアワインの歴史に敬意を払いながら高品質なワイン造りを続けてきました。

2006年にはソノマ･ カウンティに新しいワイナリーを購入。大々的なリノベーションを経て、2010年に新生「フランシス ･ フォード ･ コッポラ ･ ワイナリー」が完成しました。 最新の醸造設備を備え、厳しい品質管理のもとで高品質なワインを世に送り出しています。

ワイナリーはあらゆる年齢層の人々が一日満喫できるリゾートとしても整備されており、フランシス自身は「ワンダーランド」と呼んでいます。
2 か所に分かれたティスティングカウンター、フランシスのお気に入りメニューが食べられるレストラン、映画関連の展示物、ワイン関連グッズが充実のショップ、イタリアのゲーム・ボッチェの屋外コート、音楽等のコンサートやダンスパーティが催しされる屋外ステージ、プール等、エンターテイメントに満ちた場所として地元の人達や観光客を楽しませています。

ユニークなラベルが印象的、滑らかで濃厚な1本

「ディレクターズ・カット」とは、映画作成者のオリジナルヴィジョンを示すものという意味に捕らえられています。
フランシス・フォード・コッポラ・ワイナリーにおける「ディレクターズ・カット」シリーズでは、ディレクターであるコーリー・ベックが、独自の視点でソノマのテロワールを表現したワインを造り出しています。

フランシス自身もカリフォルニアの発展の中で生まれた二つの偉大な芸術として「ワイン醸造」と「映画製作」をあげており、この2つには多くの共通点があると言います。
またボトルに巻きつけられたユニークなラベルは、ゾーエトロープという初期の映画に使用されていたフィルムを模したもの。個人で所有しているフィルム・コレクションのレプリカを使用し、それぞれのブドウ品種ごとに異なるデザインが選ばれて います。

ブラックベリーなどの豊満な果実香、スパイス、チョコレートでコーティングしたドライチェリーの複雑なニュアンス。味わいはコーヒー、ベリー、アニス、ジューシーさの中に心地よい酸と堅実なタンニンを感じます。
シルキーなタッチで濃厚なスタイルが楽しめる官能的な1本です。

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