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「畑からグラスまで」がコンセプト、エミリア・ロマーニャのワイナリー

ポデーリ・ダル・ネスポリ社はアッティリオ・ラヴァイオーリ氏がエミリア・ロマーニャで1929年創業、現在アグロノモ（ブドウ栽培家）を務めるチェリータ・ラヴァイオーリ氏が4代目を継いでいます。

ワイナリーと畑はアペニン山脈とアドリア海に挟まれたエリアのビデンテ渓谷にあり、サンジョヴェーゼを始めとするブドウ品種にとって理想的なミクロクリマとなっています。
また大きな昼夜の寒暖差や、山からの風が常に吹き続けていることで適切な湿度に保たれるなど、自然の恩恵を受けながらブドウは育てられています。

創業当初から「畑からグラスまで」をコンセプトに、自然環境に配慮したワイン造りを実践。 長らく地域密着型のワイナリーとして運営してきたネスポリ社は、エミリア・ロマーニャ州の土着品種ファモーゾやアルバーナを使ったワイン造りも大切にしています。
ロマーニャの土地を愛し、ロマーニャの地を最大限に表現するワインを造り出しています。

2010年に大手であるモンド・デル・ヴィーノグループの傘下に入り、国外へネスポリ社のワイン輸出が始まりました。
国内外の市場へ向けてビオ農法やアグリツーリズモにも注力するなど様々なイノベーションが行われ、エミリア・ロマーニャから躍進を続けています。

様々なお料理と合わやすい、ガストロノミックなオレンジワイン

「テロワールそのものの再現」を目的とした、ポデーリ・ダル・ネスポリ社によるナチュラル・ワイン造り。
白ブドウを果皮ごと醸す赤ワインと同じ醸造工程で造られるオレンジワインは、同社が丁寧に育て上げたロマーニャ産のブドウの旨味を余すところなく感じられる逸品です。

ブドウを除梗・破砕後、直ちに約10℃の低温に保たれたステンレスタンクでマセラシオン。15〜18℃で発酵させ、再びステンレスタンクに戻し、発酵を終えて圧搾。その後、3〜6ヶ月ほどシュールリーで熟成します。

輝きのあるオレンジ色、スターアニスやジュニパーベリー、アプリコットやフルーツキャンディ、ハチミツの香りが広がります。 フレッシュな果実味に、かすかなタンニンを感じる深みのある味わい。
軽やかな口当たりと程よいボリューム感で様々なお料理とも合わやすい、ガストロノミックなオレンジワインです。