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世界最古のワイン産地モルドバ

1991年に旧ソビエト連邦から分離独立して誕生したモルドバ共和国。
ルーマニアとウクライナの中間、黒海の西に位置する小さな国土に丘や森林が広がっています。 経済的に裕福な国ではないものの、豊かな自然と穏やかな気候、肥沃な土壌によって、ブドウ栽培をはじめとする農業やワイン製造が盛んです。

モルドバワインの歴史はとても古く、世界最古ともいわれる歴史を誇るワイン製造が続いており、現在も主要産業となっています。
『チェルノーゼム』と呼ばれる黒い肥沃な土壌が特徴で、なだらかな丘陵地と、豊富な日照時間など、ブドウ栽培に適した条件が整っています。
ワインの産地は主に、中央部「コードル地域」、南東部の「ステファン・ヴォダ地域」、南西部の「ヴァルル・ルイ・トゥラヤン地域」、モルドバ全域が対象となるブランデー産地「ディヴィン」に分類されます。

冬が短く夏が長い大陸性気候のモルドバでは、特にブドウの生育期間の雨量が少なくて空気もやや乾燥しています。また昼と夜の寒暖差があるため、果実味豊かで酸味とのバランスも絶妙な、素晴らしいワインに仕上がります。

シャルドネと土着品種フェテアスカレガーラの見事な調和

ファウターは、20世紀後半に設立された家族経営のワイナリで、ヴァルル・ルイ・トゥラヤン地域に位置しています。
モルドバ国内全ワイナリーの中で、2017、2018年に国際コンクールの賞を最も多く受賞した造り手に輝きました。

国際品種のシャルドネを主体に、土着品種フェテアスカレガーラをブレンドして造られる白ワイン。
フェテアスカレガーラは「高貴な乙女」の意味で、優雅なバラの風味や野生の草花、ドライアプリコットとアーモンドのフレーバーを持っています。

ステンレスタンクで醸造、スッキリとした味わいに仕上げられています。
グラスから立ち上る白桃やライム、白い花の香りが豊かに香り。柑橘類を思わせる果実味に、ほのかなフローラルなニュアンスが感じられます。
フレッシュでエレガントな酸が全体を引き締め、気品高くクリーンな印象を残します。 シャルドネの洗練された風味にフェテアスカレガーラの個性の調和が見事な逸品です。

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希望小売価格2,750円税込⇒特別価格2,200円税込