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良い畑、良いワインだけを選んで生産する協同組合
1958年に生産者組合として設立されたテッレ・デル・バローロ。
創設者のアルナルド・リヴェラは、バローロを産出する村の一つ、カスティリオーネ・ファレット村に生まれ、この地で小学校教師として勤務し、後に36年もの間村長を務めた人物です。
生鮮食品であり、長く保管することが出来ないブドウは、当時ブローカーによって安く買い叩かれている状況でした。
アルナルドはブドウ農家たちの尊厳と生活を守るために立ち上がり、カスティリオーネ・ファレット村を含め、バローロエリアの人々のために組合を造ることを発案。
目指したのは農家たちが自らの手でワインを造り、適切な価格で販売する事。こうして、彼の意見に賛同した22軒のブドウ農家とともに、生産者組合テッレ・デル・バローロが誕生しました。
設立当初22軒だった組合員も、現在では300軒を超えるまでに拡大。
所有する畑は、バローロを産出できる11の村全てにあり、合計で600haにも及びます。
参加する組合員に栽培面での技術サポートを行い、栽培農家は、ほとんどの作業を手で行っています。
彼らが手塩にかけて育てたブドウをブレンドし、ひとつのワインに仕上げるのは協同組合だからこそ出来ることです。
良い畑、良いワインだけを選んで瓶詰めしており、購入したブドウの30%前後はバルクで他社に販売しています。
醸造家のトップとしてワイナリーを牽引するダニエーレ・ポンツォは、次のように語っています。
「共同組合のメリットは、『選択』と『選別』ができること。
『選択』とは畑の選択のことを指します。我々は様々な場所に畑を所有しているため、ある場所の出来が良くなかったとしても、品質がそれに左右されません。
また、『選別』とはブドウやワインを選別することです。良いワインのみを自社ラベルで瓶詰めし、品質に納得のいかないものは、バルクで他社に売ってしまいます。
これにより、テッレ・デル・バローロの名前でリリースするワインについて、品質が保証できます」。
ドイツの有力なワイン専門誌『Weinwirtschaft』の2020年版で、イタリアの生産者組合トップ25が選出され、テッレ・デル・バローロが第1位の座に輝きました。
味わい深く、抜群のバランスを誇るバローロ
バローロの複数のエリアからブドウをブレンド。使う畑はヴィンテージによって異なり、安定した品質を一貫して維持しています。
28〜30度で16〜20日間発酵。規定よりも長い38ヶ月熟成させ、その内18ヶ月以上はフレンチオークの樽を使用しています。
良質な熟成を感じさせるオレンジがかったガーネット色。ラズベリーやプラムなど小さな赤い果実の香りに、スミレやハーブ、革のニュアンス。
タンニンは柔らかく、しなやかな果実味を豊富なミネラル感、酸味がエレガントに縁取ります。
じわじわと旨みが広がっていくような味わい深さ、バランスの良さを備えた逸品。
生産者組合だからこそ実現できるコストパフォーマンスの高さも魅力です。
商品名 | Barolo |
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生産者 | Terre del Barolo |
ヴィンテージ | 2017 |
国 | イタリア |
地域 | ピエモンテ |
品種 | ネッビオーロ 100% |
タイプ | 赤ワイン |
容量 | 750ml |
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ワイン専用の厚手のダンボールでお送りいたします。緩衝材で適切に一本一本を包んでいますので、衝撃や振動からワインを守ります。
当店ではワインの品質を守るため、5月1日〜10月末までの期間、全てのワインをクール便でお送りします。
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