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ロックバンドのマネージャーからワインメーカーへ

ロックバンドのマネージャーという異色の経歴を持つチャールズ・スミス。
小さなワイン・ショップのオーナーを経て、2001年に自我流で作った330ケースのワインからビジネスをスタート。
その8年後、人気雑誌である『フード＆ワイン』で「ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれました。 さらにワイン・アドヴォケイト、ワイン・スペクテーター、ワイン・エンスージアスト等の著名なワインメディアにおいて、チャールズ・スミスが手掛けるワインの多くが高得点を獲得。瞬く間に世界的なワインメーカーとしての地位を確立しました。

チャールズ・スミスは、今やワシントンを代表する生産者として知られています。 一度見ると忘れられないのは彼の風貌だけではなく、そのラベル・デザインも同じ。 見た目のインパクトのみならず、ワインは極めて高い品質を誇り、多くのリピーターを生み出しています。
遊び心溢れるラベルを担当するのは、チャールズの長年の友人であるデザイナーのリッキーコフ。 『ロックンロールのガッツ溢れる生の率直さを取り込んでデザインしている』と彼女は語っています。

このチャールズ・スミス・ワインズのテーマは “モダニスト” 現代的で新しい感覚・流行を好む人々のワイン。 今日買って今日楽しむ為のワイン造りを追求しています。
ブドウ品種と畑の真のキャラクターを感じることが出来るワシントンを代表するカジュアル・ワインです。

アジアンフードとマッチする風味豊かなリースリング

チャールズ・スミスがタイ料理のテイクアウトを食べながら、クエンティン・タランティーノ監督の映画「キルビル」格闘シーンを見ていた時に頭に浮かんだのがこのワイン。
アジアンフードとマッチするユニークな辛口リースリングに仕上げられています。 味では格闘をする事無く、もっと飲みたいと思わせるフレーバーで、後を引く美味しさにあふれています。

コロンビア・リバーを見下ろす断崖の背後に広がるブドウ畑。
川の影響を受けた冷涼な場所にあり、土壌は窒素の乏しい崩壊した玄武岩、氷河期の大洪水で堆積した砂礫シルトとカリーチ(炭酸カルシウムの堆積岩)で構成されています。
この畑はワインメーカーの誰もが賞賛する素晴らしいミネラル、際立った酸と見事なバランスを持ったブドウをもたらしてくれます。

白桃やアプリコットなどのジューシーな果実、軽やかな花の香り。
明るい柑橘系のフレーバーとミネラルが広がり、爽快な酸味がほのかな甘みと調和しています。 フレッシュで豊かな風味が口中をたっぷりと満たし、爽快な高みへと導きます。