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ブルゴーニュにおける最上の白ワインを生むコルトン・シャルルマーニュの中でも優良な区画に位置するルイ・ラトゥールの畑。
南東に面した斜面は日照に恵まれ、太陽の恵みをたっぷりと受けたブドウは、最大限に熟すまで待ってから収穫されます。熟成には新樽のみを使い、8〜10ヶ月程寝かせます。
フレッシュな果実のアロマに混じり、ローストしたヘーゼルナッツの香ばしさやヴァニラ、蜜を思わせる甘やかなニュアンスを感じます。たっぷりとしたアタックから始まる味わいは芳醇で力強く、上品な酸味と心地良いミネラル感が調和しています。
長期熟成に向く偉大な白ワインとして、多くのワインメディアで高得点を付与されています。

コルトン・シャルルマーニュを生み出した偉大なワインメーカー

ブルゴーニュの地で家族経営を守り続けている世界的に著名なワインメーカーであるルイ・ラトゥール。 その歴史は、1731年に一族がブルゴーニュの中心コート・ド・ボーヌでぶどう畑を所有し、ぶどうの栽培と樽づくりを手がけたことに始まります。
19世紀後半にヨーロッパのぶどう畑がフィロキセラで壊滅状態になった際、当時の4代目当主は従来のピノ・ノワールとアリゴテ種を引き抜き、コルトンの丘にそれまで誰も想像さえしなかったシャルドネ種に植え替えました。
ルイ・ラトゥールこそが後にブルゴーニュの2大白ワインのひとつと謳われた「コルトン・シャルルマーニュ」を誕生させたのです。