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伝統と革新が融合するジョージアのワイナリー

2012年にジョージア東部のカヘティ地方に設立されたベディアニ。
ワイナリー名はジョージア語で「幸運」を意味する「Bedi」に由来し、幸運が続く人々を象徴する名前として命名されました。
この名称の起源は、ジョージア最古の地域のひとつであるアブハジアに、1000年以上前にグルジア王国最初の王が建設した「べディア修道院」にも関連しています。 この修道院では、8000年に及ぶジョージアの伝統的なワイン製法が受け継がれ、クヴェヴリ（粘土製の発酵壺）を用いたワインの生産が現在まで続いています。

56ヘクタールの広大な所有畑では、ルカツィテリ、サペラヴィ、ムツヴァネ、キシ、ヒフヴィ等のジョージアならではの固有品種を含むブドウをサスティナブルな農法で栽培。これらのブドウを使用し、伝統のクヴェヴリ製法とヨーロッパの最新技術を融合させたワイン造りを行っています。

ワイナリーでは近代的なラボやイタリア製のタンク、最新の生産ラインを備え、トラディショナルな手法を生かしながらも、高品質なワインの安定供給を実現しています。
特に発酵と熟成の段階では、クヴェヴリやオーク樽など、多様な容器を使い分けることで、ワインの個性を際立たせる工夫がなされています。

ジョージア最古品種から造るオレンジワイン

ジョージアで最も古くから栽培され、かつ一番人気のあるルカツィテリ種から造るオレンジワイン。 約8,000年の間変わることの無い醸造法であるクヴェヴリで発酵、熟成をさせています。

深みのある琥珀色。最初にスパイスやハーブ、ドライフラワーが香り、トーストやヘーゼルナッツの砂糖漬けなどの甘いトーンが続きます。
ソフトなタンニンと酸が調和した味わいで、旨みと複雑味に富んでいます。
飲み心地は滑らかで、幅広い方に楽しんでいただけます。