オバマ大統領が選んだワイナリー、ダックホーン・ヴィンヤーズ

ナパ・メルローを世に知らしめた立役者・本家ブランド

ナパヴァレー・セントヘレナの北にダンとマーガレットのダックホーン夫妻により1976年に設立されたダックホーン・ヴィンヤーズ。
その当時、ブレンド用品種としかみなされていなかったメルローを主体にしたワインで大成功を収めました。
きっかけとなったのは、ダンが訪れたフランス・ボルドーでの視察でした。
ポムロールとサン・テミリオンのメルローの素晴らしさに魅了され、自身のワイナリーでメルローのワインを造ることを決意したのです。

ダックホーンが世に知らしめたナパ・ヴァレーのメルローは、今日で至るまで高い評価を得ています。
ナパにある自社畑、厳選した契約畑から、ナパのテロワールを反映した高品質なワインを造り続けています。
2017年度ワインスペクテーター誌のTOP100において『THREE PALMS VINEYARD（メルロスリー・パームス・ヴィンヤード）2014』が第一位を獲得。
そのクオリティの高さに世界中が驚き、ブランド力を一気に高めました。
今ではダックホーン・ポートフォリオとして『デコイ』や『マイグレーション』などを含む11のブランドを展開しており、2021年ニューヨーク証券取引所に新規株式公開し上場しました。
ダックホーンの進化はまだまだ止まりません。

現在、ナパでメルローといえばダックホーンと認識されるほど、ナパ・メルローの立役者として知られています。
また2009年に行われたオバマ大統領の就任式においてダックホーンのワインが提供され、話題となりました。
さらに翌年にはワイン＆スピリッツ誌のワイナリー・オブ・ザ・イヤーにも選出されるなど、実力と人気を兼ね備えたワイナリーとして、近年さらなる飛躍を遂げています。