8月30日は「国際カベルネ・ソーヴィニヨンの日」として、世界でお祝いをされています。
カベルネ・ソーヴィニヨンはフランス、ボルドー地方原産の代表的な赤ワイン用ブドウ品種。
実際にボルドーでは、シャトー・マルゴーやムートン・ロートシルトなど誰もが知るメドック格付けの五大シャトーも、すべてカベルネ・ソーヴィニヨン主体で造られています。
深い色合い、パワフルなタンニンを備えた重厚な味わいは、長期熟成によりエレガントかつ複雑に変化していくとされています。
近年のDNA研究によって、カベルネ・ソーヴィニヨンは17世紀にカベルネ・フランとソーヴィニヨン・ブランの自然交配によって誕生した事が判明しました。
日照量が多く暖かい土地で育ちやすいという特徴はあり、原産地であるフランスのボルドー地方以外にも世界の様々な地域で育てられています。
アメリカのカリフォルニアやオーストラリアやチリ、アルゼンチンなどの南米、イタリアのトスカーナ地方など、各地の個性を反映した多様なカベルネ・ソーヴィニヨンのワインが生産されています。
ボルドー産の場合はメルローやカベルネ・フランなどの別の品種とブレンドにより繊細なバランスを取る事が多く、アメリカや南米産のものはカベルネ・ソーヴィニヨン100%やブレンドしたタイプなど様々なスタイルのワインが造られています。
一般的にしっかりとした味わいで飲み応えのあるカベルネ・ソーヴィニヨンのワインは、肉類全般、濃厚なソースと合わせた料理と好相性です。
原産地の代表的な肉料理とペアリングしたり、ブドウのブレンド比率によって合わせる料理を選ぶのも楽しみの一つです。
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